腰痛の原因その1『生活習慣』
・日常に潜む腰痛を悪化させる行動
①椅子にドスンと座る。
①のドスンと座る行為は仙骨に瞬間的にダメージが入り腰痛の悪化定着を生み出します。
②歩く習慣がない1日4000歩以下しか歩かない。
②歩かないことによって骨盤の荷重を支える機能が低下してしまい上半身を支えられない現象が生まれてしまいます。
③家もしくは職場でずっと座ってる生活
③座ってばかりいると骨盤が開く現象が生まれて上半身を支えられない現象が生み続けられて
④ソファーで寝ると楽に感じてしまう
④ソファーで寝ると楽に感じる点で骨盤が後傾してしまい腰痛発生姿勢が定着してしまいます。
⑤歩くときに荷物を持ってる時間が多い
手さげ鞄やサイドショルダーバックや手荷物を持った状態だと腕振りがなくなります。
腕振りがなくなると背骨や骨盤の動きが悪くなり腰痛を定着させる原因になります。
そこから背骨のしなりがなくなり背中にハリが生まれてきます。
そうなってくると背部痛がなかなか取れなくなり痛くない姿勢を探し出し
姿勢が変形していきます。人から後ろから見たら体曲がってるで!って言われてたら
要注意です。
⑥コルセットを毎日巻いてる
コルセットは固定力が強ければ強いほど骨盤を固定してしまいます。
実は骨盤の動きがなくなってしまうと歩行の動きのときに
股関節のみの動きになってしまいます。骨盤は歩行の時に交互で振り子のように動かさなければ
いけないのですがコルセット巻いてしまうと骨盤の動きが死んでしまうので
歩行の時は外す方がいいのです。
⑦腰をボキボキ鳴らす習慣がある。
関節を動かしたときによく骨がなると表現しますが実際に骨がなると骨折です(笑)
では何が起こっているのでしょうか?
関節は必ず関節包という袋で覆われております。
この中は真空状態で少量の気泡が存在しています。それが関節を動かす際に押し潰される
圧縮音になります。
あまり知られておりませんがこの圧縮の際に習慣的に何百キロの圧力を生んでおります。
ボキボキする人は毎日クセになり1日に何回もこの圧縮を行うので関節面に繰り返しの力を
加えるとだんだん変形していきます。代表的なものが手の指を鳴らす習慣がある人の指の節を
見ると膨らんでいる人を見かけると思います。
これは衝撃を加えすぎて変形が始まってる状態なのです。
ですのでやめておきましょう!
⑧サンダルなどをよく履く
サンダルを履くことによって足の密着感がなくなり、ペタペタと足を地面に落とすように歩くことになるので歩行時に足首を動かさずに歩いてしまうことになります。
その歩行を繰り返すと骨盤と背骨に衝撃が発生して腰痛を悪化させてしまいます。
⑨床に座る生活
床に座る生活を続けると仙骨を潰すことになります。仙骨部分を潰すと仙腸関節という箇所に
負担がかかり腰痛が発生したりぎっくり腰が頻発するようになってきます。
この部分に負荷をかけたり固定しすぎたりするとトラブルが発生してしまうのです。
腰痛の原因その2『破壊習慣』
・日常に潜む腰を悪化させるダメージ習慣
①自転車
自転車はサドル部分に仙骨が当たってしまいますので下からの衝撃に仙骨が影響を受けてしまいます。どうしても右の写真のように仙骨と背骨が丸く固定されてしまうので元々骨盤と背骨が悪い人には負担がかかります。特に自転車が生活の中で使用頻度が高い人はそもそも歩行不足傾向になるので自転車の長時間使用は腰痛を生み出す原因の一つになります。
②ルームランナー
これは患者さんからもびっくりされる事が多く実際原理を考えると腰痛を招く一つの要因になっていきます。
原理は道が前から流れてくる点です。通常の歩行は必ず骨盤と股関節が前に振られて推進力を得るのに対してルームランナーは後方に股関節が流されていく傾向になります。
これは股関節は振られて動きますが骨盤は動かされずにそのまま固定されながら歩くことになります。つまり股関節だけが負荷をかけ続けられて腰や股関節にトラブルが生まれる。
③腰のアジャスト施術
たまによく聞くバキバキ整体やアジャストという言葉、果たしてこれは本当に体にいいものなのでしょうか?
体に瞬間的に可動域以上の回旋や衝撃を加えて関節の内部圧力を抜くといった技術になります。
行った直後は関節内圧力が下がり楽になった感覚を得られるものですが、実は関節内では恐ろしい事が起こっております。瞬間的に1トン近くの衝撃が関節内に加わり関節面を破壊していくことになります。
わかりやすいのが指をポキポキ鳴らす習慣がある人の指の節を確認すると膨らんでいる方をたまに
見ると思いますが、まさしくあれが関節面に衝撃を加え続けて変形し始めている状態なのです。
ですので腰や首などには絶対に行うべきものではありません。
④10キロ以上の荷物を持ち上げる
年齢や筋肉量によって様々ではありますが腰に瞬間的にかかる圧力が骨盤の支える能力を上まってくると仙骨と骨盤の関節構造がおかしくなりぎっくり腰などの症状を多発させていくことになります。
持ち方や腰の使い方を工夫していくと腰の負担も減らします。
当院でもこの破壊習慣を重要視して生活でのアドバイスに力を入れております。
⑤ランニングシューズで『歩く』
本来走るためのものであるランニングシューズですが歩行に用いてる人が意外と多くいらっしゃいます。元来走るために作られた構造を歩くで使用するとどうなってしまうのか?
ランニングシューズの特性上『軽い』『柔らかい』が基礎構造設計になります。
それはどういった事を指すのかといえば歩く事をこの靴でおこなってしまうと
足が不安定になり膝や股関節や腰に関節負担を招きますので絶対にやめておいた方が良いです。
軽いという理由で安易に習慣化してしまう状態ですと腰痛の治りを悪くしたりしてしまうので
やめておきましょう。
⑥腹筋トレーニング
腹筋トレーニングも皆さんの腰痛予防習慣に意外と取り入れておられる傾向が強いですね。
なぜこれが破壊習慣になるのかといえばこの姿勢で首に負担をかけて腹筋をすると骨盤に良くないダメージを与えてしまいます。
あと腰痛の状態はすでに骨盤の機能が低下しているので
まずは歩行運動から取り組むべきですね。
腰痛の原因その3『外傷歴』
・腰痛の原因を迷宮化させてしまう原因
①尻餅
これは骨盤の構造を破壊してしまい痛みがなくなるのですがその後の骨盤の動きがおかしくなって
しまいます。ダメージが残って原因不明の腰痛に移行することが多いです。
②膝打ち
これは股関節にダメージがいき骨盤と股関節が正しく動かなくなる現象が起こってきます。
そうなると骨盤の運動が少なくなり腰痛の症状を持続させる原因にもなっていきます。
③交通事故
瞬間的に強力なダメージが多方面に入ることになり多くは身構える前にダメージが入ることになります。これは関節の動きを壊す大きな原因になってしまいます。
④スポーツ外傷
これも意外と皆さんほったらかしにしている事が多く強力なダメージ瞬間的に関節に入りその後
庇って歩く癖がついて結果歩行動作がおかしくなり長期的にその環境が続いて腰痛を招いてる
患者さんも多くいらっしゃいます。
⑤捻挫、骨折、脱臼
これは強い力や関節構造上処理できない力が加わって起こりますので
一度関節構造が破壊されている状況になります。
見た目は治りますが関節の動きはどこかおかしくなってしまい。腰痛を持続させる大きな原因の一つになってしまいます。
⑥転倒、落下など
これも瞬間的に手をついたり体を強打したり顔をぶつけてしまったり
首や背骨や骨盤に衝撃とダメージを生んでしまう原因になってしまいます。
これも患者さんではよく見られる現象になります。
いかがでしたでしょうか?
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