もし今ギックリ腰なってしまった場合
ギックリ腰はとにかく辛い物ですが、順番を追っていけばかならずすぐに良くできますのでまずあわてないで
このサイトを読みながらゆっくりと処置していってください。
このサイトには以下の事が書かれています。
1、ぎっくり腰の対処法
2、ぎっくり腰の治療・処置
3.重いギックリ腰の治し方
ぎっくり腰の対処法
アイシング
まず最初にアクションが起こった際に行わなければならない大切な処置がアイシングになります。
このアイシングがしっかりできるかできないかでこの後のぎっくり腰の症状が長くなるか早くなるかが決まってしまいます。
だいたい15分間を3セット インターバル4分ほどあけましょう。
氷嚢袋に氷を沢山いれてください。そこに凍傷予防で水を少量いれてください。
初期の段階では温めるのは避けておきましょう。
ぎっくり腰の時のストレッチ方法をお伝えいたします。
ぎっくり腰は大小ありますが、実はずっと安静にしていてもダメなんです。
何度もぎっくり腰を繰り返してる方もおられると思いますが、ずっと横になってると昨日とはまた違う痛みになっていませんか?
それは痛みによって骨盤にこもる力が抜けなくなったり、筋肉が固まって筋肉の痛みも重ねってきているんですね。
人は痛い時はぐっと筋肉に力を入れて痛みを抑える性質があるのです。
そのような場合に安全なストレッチ効果+痛みを早期に軽減できる体操をお伝え致します。
しっかりとこれをやってください。できれば20回を5セット 一気にやらなくていいです。
1日を目安に行ってください。
①まず四つ這いになります。
②そのまま腰を少しずつそらしましょう(痛ければほとんどそらさなくても結構です。無理なくやって頂ければ大丈夫です。)
③そのままお腹をへっこめて行きましょう。これも無理なくやってください。
①~③を繰り返します。そうすると骨盤を上下に運動させることになっていきます。
基本はできる範囲からやりましょう。
何回かやっていくと骨盤の動きが大きくできるようになっていきます。まずそこまで頑張ってください。
最大可動域まで動かせるようになってきたらゴールはあともう少しです。頑張ってください。
とにかく少しずつ動かせるように行うのがポイントになってきます。
そして歩行を大変だと思いますが行いましょう。
まずぎっくり腰になってしまうと痛くて動けなくなってしまいがちですが、実は歩行してる方が楽に感じる場合もあります。
一度横になってしまうと、そこから起き上がるのが本当に大変になってしまいます。
ご経験あるとは思いますが、寝てから立ち上がる時が一番ギックリ腰になって最難関になるのではないでしょうか?
実は人間の基礎の部分骨盤を運動してあげることによってぎっくり腰の早期回復につなげる事が可能になってきます。
もちろんとても歩けない状態だったらちょうど熱すぎない温度で(のぼせないくらいの温度で)お風呂の中で浮力が効いた中で
浮かびながら腰や骨盤を動かすのも効果的です。こちらは非常に楽です。
でもやはり骨盤の基礎的な運動をやって上げた方が早期に回復が見込める事でしょう。
今大変だとは思いますが、ぎっくりはきちんと初期の段階でやっておかないと長期化させる恐れもありますので、負けずに頑張りましょう!
ぎっくり腰の処置と対処
ぎっくり腰にもさまざまなタイプがございます。それぞれの特徴をつかみご自身の症状と照らし合わせてみてください。
筋・筋膜性腰痛
筋肉に負担が掛かり、筋肉や筋肉の表面を覆っている膜(筋膜)を痛めてしまったものを指します。
筋肉を痛めてしまうと、そこが「しこり」になってきます。
その「しこり」をトリガーポイントと呼ぶのですが、このしこりが痛みを発します。
ぎっくり腰で筋・筋膜性腰痛になる場合はこのトリガーポイントを良くしていく必要があります。
トリガーポイントには主に活動型トリガーポイントと潜在型トリガーポイントの二つがあります。
じっとしていても痛みのあるようなしこりを活動型トリガーポイントと言います。
動いた時や刺激を与えた時だけ痛いのを潜在型トリガーポイントと言います。
トリガーポイントの治療はこのトリガーポイントの活性度を落としていくのが主な目的となります。
筋肉では無く、筋膜が原因と判断した場合、エクセルテープと言う特殊なテーピングを施します。
即効性があるのが特徴です。
椎間関節性腰痛
椎間関節というのは腰椎の関節の事です。
その腰椎の関節が炎症を起こし、痛みを出しているものを椎間関節性炎といったり椎間関節性腰痛と言います。
ぎっくり腰の中で最も多いタイプです。
主に立って動く際に痛みが強いのが特徴です。
椎間関節痛に対しては状態に合わせて、様々な矯正治療(整体)を行います。
仙腸関節痛
仙腸関節というのは骨盤の関節の事です。
仙骨と腸骨の関節なので仙腸関節と言います。
この仙腸関節や周辺の靭帯で炎症が起こっていたり、痛みを引き起こしている状態を仙腸関節痛と言います。
仙腸関節痛は足を付くと腰が痛かったり、座ったまま体を丸めたり、座った状態から立ち上がる時などに動きに痛みがあるのが特徴です。
ヘルニア性腰痛
ぎっくり腰だと思ったら単なるぎっくり腰では無く、ヘルニアの場合もあります。
このすぐ後でヘルニアの説明をしておりますのでご参照くださいね。
中々痛みが治まらない場合は専門医や当院にご相談ください。
何度も繰り返してしまって、毎年同じ寒い時期ぎっくり腰をやってしまう。