60代がなぜ腰痛が改善しにくいのか?
①間違った情報でケアしていることが多い
最近の情報量は20年前に比べると段違いに多くなりすぐに欲しい情報が手に入るようになってきております。
いい情報も悪い情報も多くなっているのも事実です。
そしてあなたの体に合っているかの説明もなされずに何でもかんでも行なってしまうと
自分の体を悪くしてしまう要因になってしまいます。
例としては朝起きた時に右の腰あたりが痛くなる人にはこの体操を行なってくださいと
説明をしている体操でしたらいいのですが、、
腰痛に効きます!だけではどんな症状パターンがあってどんな生活の習慣があるのか明確になっていませんので誰がやっても腰痛が治るとはならないのです。
60代からは体への健康への意識が高まる年代ですのでこういった健康情報や体操を取り入れる事が多くなり結果自分で悪くしているケースも多くなってきてます。
②関節の負荷をかける機会が多くなる。
関節の負荷をかける回数が多くなるとはどういった事なのでしょうか?
車で例えると右前輪タイヤがパンクしているとします。
その状態で走るとパンクしているタイヤの影響で
シャフトやボディに歪みやエンジンに負担がかかってきます。
60代くらいになってくると骨盤の機能(歩行動作をコントロールする場所)がおかしくなりやすく歩き方がおかしくなっていたり
足の出し方などが左右で違ってきたりするわけです。
こうなっていきますと関節の負担が至るところで変わっていき
負担がかかる場所かからない場所で枝分かれを起こしていきます。
長くその状態が続くと、、変形膝関節症、側湾症、すべり症、脊柱管狭窄症、あらゆる変形症に
繋がっていってしまいます。
③体の大きな転換期を迎える。
各年代において体の変化は感じるものであるが、60代が一番大きな転換期を迎えるのではないかと
考える。
理由は
①生活環境が変化していく。年金暮らしに変わったり、子育てなどが一通り終わる
②ご自身の時間が確保できたり、何かとこれから自分の人生に対して活動的に変化する。
③今までの体への通信簿ではないが行なってきた生活習慣によって様々な体の変化が枝分かれしていく時期である。
①生活習慣が大きく変わるのは実は体への負担は大きく変わっていくものである。
今まで外に仕事で出歩いていた環境が急に出なくてもいい状況に変化する。これだけでも
歩く機会が減ってしまったり、関節運動が少なくなってしまいます。
②急激にご自身の時間が増える事によって運動に対しての比率を上げすぎてしまいがちなのも
この年代の大きな特徴です。
若い年代の時のように自分の体をイメージしその時と同じ負荷をかけてしまいがちになる。
結果自分が描く体の動きと実際の動きに誤差が生まれてしまい徐々に体がおかしくなっていってしまいます。
③今まで無茶をしていた方の体へのガタ付き具合もこの60代で大きく枝分かれをしているのが特徴です。
仕事で無茶したとか、アルコールなどを飲みすぎて肝臓がダメージを受けているなど、スポーツを無茶なペースで行なっていたり それこそ人によって色々な過去の経歴があります。
ですので体のおかしくなる度合いも60代で大きく分かれているのも特徴的なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
我々が腰椎疾患と自律神経症状の特徴を研究している際に年代によっても様々な症状の生まれ方などがある事を発見いたしました。
特に60代は健康的で体への意識も高い年代と言われております。
ですが一度自分の環境が壊れ始めると少しずつ体が悪い方向へと突き進んでしまう可能性を秘めている年代とも言えます。
もしあなたがどこにいっても改善しない状態だったら一度ご相談ください。
どのようにすれば症状が改善できるのかを分析を行い。
どのように施術と毎日の積み重ねを行えばいいのかを見極めてゴールに向かうためのベストを
明確にしてあなたの体を元に戻すお手伝いをさせていただければと思っております。