神戸市東灘区で圧倒的な施術実績「おおみち腰痛専門整体院」

足の形の変化、股関節の傾きと動きで変わる歩行

本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。
 
 
今回は以下の情報を記載しております。
 
①足の変形
②歩き方で変わる足の形
③変形したものを治せるのか?
④歩き方の変化による腰痛の有無 上記の内容でお伝えさせていただきます。
 
この情報をお読みいただければ、今あなたがどのようなバランスで歩行をしているのか、が分かるようになっています。
 
まずご自身の体の状態を深く理解し、なぜ腰痛や症状が生まれるのかを知っていただければ幸いです。
 

①足の変形

無題
 
 まず自分の足を見た時に、きちんとアーチがあるのかが重要になってきます。実はアーチといっても色々あるのですが、簡単に言えば土踏まずもそのアーチに含まれていきますね。
 
ですが、土踏まずだけがアーチなのではありません。 縦のアーチが一般的に知られていますが、実は横のアーチも存在しています。図をご覧ください。
mig
 
 
この両方のアーチが壊れるとどうなるか、簡単に言えば”足全体の形”が壊れていきます。
代表的な変形といえば外反母趾や、小指の変形、土踏まずの消失などがありますが、これらの要因は様々です。
 
この足の変形が、実は腰椎疾患と密接に関係していることを知っておいてください。
 
 
o0630030814010990517
 
 
よく簡易検査として靴底のすり減り具合を見たりしますが、これは生活様式や仕事環境によって変わってきます。当院では裸足の状態で歩行していただき、正確に原因を確認いたします。
 
大まかな”歩くときの癖”は靴底からも確認できますが、股関節の動きや足の振り方など正確な確認のためには、靴を履かない状態で見た方がいいでしょう。
 
あなたの足を見れば、外反母趾がキツくなっているのか、それとも小趾側に何らかのトラブルが出ているのか、といった観点から、あなたの歩く歴史がひも解けます。
 
最近では、足の変形が靴のせいにされることが多いですが、実は骨盤と股関節の角度や能力によっても大きく変わっていきます。詳しくは次の段落でみていきましょう。
 
d738810755ad1d07245423660ac6a822
 
図のように、角度の影響で骨盤や足に少しずつ影響を及ぼしていきます。
 

②歩き方で変わる足の形

患者さんに「あなたはきちんと歩けてますか?」と聞くと ほとんどの方が「きちんとは歩けていない」と答えます。
 
なぜなら、自分ではもちろん、まっすぐ歩けてるのかもわからないし、誰もがきちんと歩けてるのかを判断できないのです。
thD5H0Q3H0
 
 
普段の生活ではきちんとした歩行を見るところもないので、そう答えざるをえない、と言うのが本当の所です。
 
さらにここでもっと衝撃的な事を伝えると、現代社会においてきちんと歩けている方はほとんどいません。
 
15272220-funny-walking-clumsy-teenager-boy-Stock-Photo
現代社会では、高齢化社会が進んでいくなか、町を歩けなくなった人達への優しい街作りが進んでいます。大げさにいえば、歩かなくても目的地につけるように整備化されていってるんですね。
 
もちろん、その環境サービスを若い世代の人も利用します。現に駅を見ればほとんどの方がエスカレーターを選んで乗っている。 別に階段を登ればいいわけではありませんが、確実に歩かせてもらえない社会が、もう目の前まで近づいているのも現実です。
 
maxresdefault
 
では、歩かないと足の形はどうなるのか。
 
歩行機能が必要にならないので扁平足化が進むでしょう。 いわゆる土踏まずの消失です。
 
本来の歩行メカニズムでは「踵から地面をとらえて爪先で蹴り出す」という一連の動作をすることで、土踏まずのアーチに推進力が生まれるのですが、その機能が作動しなくなります。
 
例えば、土踏まずがない方は走るのが遅い傾向にありますが、それは足にあるアーチ機能がないために、走っているときの推進力が生まれにくくなっているがひとつの要因と考えられます。
 
無題
(上の写真:偏平足、下の写真:通常アーチ)
 
足底が歩く機能を失うと、腰・膝・股関節に影響が出ると言われています。
 
骨盤に影響が出ると股関節に影響し、 股関節に影響がでると膝に影響が出ます。 そういった負の連鎖を放置しておくとどうなるか、以下で確認していきましょう。
 
o0791059013887002340
 
まずは上の図をざっくりとご覧ください。
 
足が変形すれば膝・股関節・骨盤に影響がでてくるのが、なんとなく分かるでしょうか?
 
その逆もしかりで、骨盤もトラブルが出ると足に影響を与える事がこの図でひも解けます。
 
O脚や変形性膝関節症、脊椎疾患、股関節炎、足の外旋傾向、肩コリや頭痛、めまい、 外反母趾、慢性的な腰痛、ギックリ腰の慢性化、年齢が上がると股関節の角度も変わり始め、いわゆる全体的な姿勢すらも破壊していきます。
 
このような状況が長く続くと、姿勢が変形していき、体が曲がってきたと騒いでしまうのですね。とくに仙骨と顎が一番大きな原因となるのですが、それはまた別の機会でお話できればと思います。
 
とにかく各関節や箇所は必ずといって他の関節や形状に大きく影響を及ぼしてしまいますので、当院はこの歩行の状況や体の使い方への検査を行います。
 
適切な検査によって、その人のライフスタイルなどを調べれば、きちんと順序立てることで変形性疾患も改善することが可能です。
 
どうしても時間はかかってしまいますが、きちんとした原理原則を把握しながら治療を行えば、あなたの異変や変形にも改善の光がさします。
 
本来、何の理由なく体が変形することはありません。全てに理由がある事を知っていただければ非常に嬉しく思います。
 
 

③変形したものを治せるのか?

結論から言うと、答えはYESです。
 
私の患者さんにはびっくりされますが、正しく骨の形成、性質を理解すれば 問題なく実現できます。もし身体の形状でお悩みでしたら、是非最後まで読んで参考になさってください。
 
まず、人間の骨は再生と破壊を繰り返しています。 つまり、10年前の骨は破壊されてあなたの中にはもう存在しないという事なんです。 これは何を意味するのか、実は変形した関節や骨を、この骨サイクルの原理を使って元の角度に戻す可能性を示しています。
 
私の患者様のなかには、O脚・外反母趾で悩まれている患者様がたくさんいらっしゃいます。実際に腰痛とこの外反母趾などは密接に関係しています。だから私は、腰痛と一緒にO脚や外反母趾を修正する治療も行っていきます。
 
なぜなら、原因もそこにあるケースが多いんです。
 
ここで骨のサイクルについて簡単に説明しますのでお読みいただければ幸いです。
 
骨は常に骨芽細胞(骨を作る細胞)骨形成→破骨細胞(骨を壊す細胞)骨吸収 、というサイクルを続けることで、(骨構築)骨リモデリングを繰り返しています。 実はこの原理を使って骨変形の再構成を狙うことができるのです。
 
2b530e80c7d0de90885e285c5d798063
 
 
つまり骨が破壊されながら再生も繰り返している、という不思議な現象が起き続けているんです。つまり簡単に言えば、曲がった骨も正しい角度やストレス、身体のバランスを元に戻すことで復元可能なんです。
 
もともと人間はリモデリング機能(自分で身体の形状を修復させる機能)は備わっています。ただし、この原理は非常に難しく、知識と技術にくわえて患者さんの協力が必要になってくるので、正しい治療計画と知識と明確な目標を立てる必要があります。
 
7b114ae531ab7cf0b02b738ddd44edc8
当院は基本的に腰痛の場合は腰をほとんど見ません。 おおよそ骨盤、股関節、足の形などの骨盤との運動係に関係するポイントを探っていきます。
 
この骨編成に大きく関わってくるのが実は腰椎疾患でもある事を知っていただきたいと思います。
 

④歩き方の変化による腰痛の有無

皆さんが何気なく歩いているときの歩行動作。昔に比べて変わったなぁ〜と気がついている方は果たしてどれくらいいらっしゃるでしょうか?
 
人から歩き方がおかしいと言われて、気がつかれた方も中にはいらっしゃるでしょう。人の歩行動作というのは、意識して行えないことも覚えておいてください。
 
56e5122b
 
歩行動作も実は無意識化で脳機能を利用して行われているんです。
 
 
例えば、あなたが背中をドン!っと押されてこけそうになったとき、体はどうなりますか?
無意識に足がパッと出てませんか?
 
意識して足を出していたら、間に合わずに頭から打って血だらけになる事でしょう。つまり細かい姿勢の制御は、脳が無意識にバランス管理して修正しているんです。
 
あなたは、目的地に向かってそこへ行こうと体を動かしているだけに過ぎません。
 
 
悪路を歩いているときや、デコボコした道で転けずにバランスをとって歩けるのも姿勢制御が働いてるおかげなんです。そのバランスをとっている重要な部位が、骨盤と顎になります。
 
bb5e96d42d
 
 
意外だと思いませんでしたか? 骨盤はともかく、顎も、脳が信用するバランス機構の一つなんですね。 細かい説明は割愛しますが、人間の歩行は、足だけで支えているのではありません。
 
もっと言えば、あなたの腰椎疾患、たとえば脊柱管狭窄症やすべり症などの形状変性系の疾患は、脊柱だけが原因で起こってるのではないということを知っておいてください。
 
6c3c19ceac4b2bf76c9150b376dde99e
 
つまり、きちんとした歩行分析とメカニズムを把握して、毎日の積み重ねを行い、腰痛にアプローチしていかなければいけません。
 
今日は調子がいい!!
今日はダメだ!
寒い季節になったらだめだ。
調子が良くなったら治ったと思ってしまう
おんなじことを繰り返してる
 
そのような感じで、毎日を過ごされているのではないでしょうか?
腰痛が出ている時点で体がうまく機能していない、と考えて頂ければ幸いです。
 
お早目にお近くの専門医療機関か当院でご相談頂ければと思います。
 
少し難しい内容ですが、体の形状や動作システムを見直せば、元に戻すことも可能だということを知って頂ければ幸いです。
 
 
何かご質問などがありましたら、メールやLINE@にご連絡頂ければお答え致しますのでお気軽
にご相談頂ければと思います。
 

お体の情報や症状相談もLINE@で受け付けております。よろしければ登録お願い致します。

神戸市東灘区で腰痛改善のプロフェッショナル PAGETOP